連日で大井幸子氏の動画です。

現在米国では30日以上に及ぶ政府機関閉鎖という事態が継続中で、トランプ大統領の主張する「国境の壁」建設に対する予算要求に対し、多数派を占める下院民主党は「壁建設以外の方法で国境警備するなら57億ドルを認めてもよい」という妥協案を示しています。しかし、トランプ大統領はこれを拒否する姿勢であると言われ、債務上限拡大と連邦予算が成立する見込みは立っていません。

大井氏によれば、このままでは格付け会社は、米国債の格付けを、格下げせざるを得ない状況に追い込まれる可能性を指摘しています。

大井氏は、2年間米国大手格付け会社であるムーディーズの本社勤務を経験している方で、債券問題に非常に精通しているだけに、看過できない御意見です。

そこで、大井氏は「債券格付けシーリング」という非常に貴重な情報を指摘してくれています。「格付けシーリング」とは、米国で起債される債券はすべて、米国債を最上位の格付けとしたうえで決定され、他の社債、地方債、ハイイールド債とそれらを組み込んだ仕組み債のすべての格付けが、米国債の格下げと同じ比率(水準)で自動的に格下げされるということ。要するに米国ではすべての債券格付けの最上位に米国債が位置しているということです。

これがもたらす弊害というのは、格付けが変動することによって同時に債券金利が変動することから生じます。その結果、状況次第では債券価格の急激な変動をもたらすと大井氏はリスクを指摘しています。

仮に2019年ー2020年でピークを迎える米国債償還の直前というタイミングである今、米国債格下げが行われると、一気に暴落へと突き進む、非常にハイリスクな状況であるということになりますね。
今年は中国発の金融ショックのリスクが高いと言われていますが、米国発の可能性のほうが確率が高いのかもしれません。

この情報も極めて重要と判断し、★★★★★としました!

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